まだ朝晩は冷えるけれど、島の木々はもう知っています。河津桜がほころびはじめ、小川にはメダカとセリが顔をのぞかせ、百島の春は足元から始まっています。島のお母さんたちが歩いて見つけてくれた、今年の春だよりをお届けします。

🚢 尾道港 → 百島 高速船でたった20分
「離島って遠そう」と思っていませんか?百島は、尾道駅から徒歩圏内の港から高速船で20分。思ったより、ずっと近くにある非日常です。

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宿のガーデンで、今年最初の桜が咲きました

ヒトツルのガーデンに植えられた河津桜が、ほころびはじめました。枝はまだまばらで、咲きぶりもひかえめ。でもその分、冬の間じっと待っていた木が、ようやく動き出した瞬間の愛おしさがあります。

夜になるとガーデンライトが灯り、ピンクの花がやわらかく浮かびあがります。チェックイン後、荷物を置いたらまずここへ。何もしなくていい、ただ桜の前でぼんやりと過ごす贅沢が、百島にはあります。

河津桜 百島 ヒトツルガーデン
ヒトツルのガーデン。河津桜とガーデンライトが並ぶ夕暮れどき。

島の道を歩くと、桜並木に出会います

宿を出て少し歩くと、道沿いに河津桜が続いています。誰かとすれ違うわけでもない、静かな瀬戸内の島道。青空と濃いピンクの対比が鮮やかで、ただ歩くだけで自然と深呼吸ができます。

百島の桜
田んぼ道沿いの河津桜。青空との対比が鮮やか。
百島の桜
花びらの色が濃く、見応えがあります。

島のお母さんより:

「海に向かう方の道は風が強くて、まだ花が少し遅れています。同じ島でも、向きによって春の来るのが違うんですよ。」

島のお母さんが、歩いて確かめてきてくれた話です。地図ではわからない、住んでいる人だけが知っている百島があります。

春の百島、今なら間に合います。

河津桜の見頃は3月中旬まで。ソメイヨシノや醍醐桜はこれからです。

📍 尾道港から高速船20分

足元にも、春がいました

島を散歩していると、小川のそばでふと足が止まります。水たまりに青空が映り、その縁にはセリが青々と茂っていました。よく目を凝らすと、メダカとアメンボも気持ちよさそうに泳いでいます。

百島散歩
水たまりに映った空。島を歩いていると、こういう小さな景色に出会います。

島のお母さんより:

「セリが大きくなっていて、新鮮で美味しそうでした。メダカもアメンボもいましたよ。また見に行ってきます。」

こういう言葉が自然と出てくるのが、島で暮らすお母さんたちです。この方たちが毎晩作るおばんざいが、ヒトツルの夕食に並びます。旬のセリが食卓に上る日も、もうすぐかもしれません。

これからの百島が、もっとたのしみです

島のお母さんより:

「醍醐桜はまだ硬いつぼみ。ガーデンのソメイヨシノも、もう少し(笑)桃も枝垂れ桃も、蕾はまだ固いです。また送ります。」

河津桜の次は、ソメイヨシノ、桃、醍醐桜と続きます。百島の春は長く、島は日に日に顔を変えていきます。「また送ります」というお母さんの一言が、なんだか頼もしくて、うれしい。

春の百島に、ぜひ来てください。島のお母さんたちが、待っています。

春の百島へ、尾道から高速船20分。

河津桜・ソメイヨシノ・醍醐桜と、春の花が続きます。島のお母さんのおばんざいと、瀬戸内の静かな時間を。ご予約はヒトツル公式サイトから。
📍 広島県尾道市百島町513 / 尾道港から高速船20分